↓↓↓ 最新の仮想通貨の状況↓↓↓
以下より旧記事です。
現在の環境とは条件やスペックが異なりますのでご注意ください。
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現在XMでは、ビットコインはじめメジャーな仮想通貨5通貨について取引ができます。
XMでは2017年にいち早く仮想通貨の取引に対応したものの、数カ月後に「仮想通貨の取引を一旦中止する」とアナウンスしました。
それ以来、XMで仮想通貨の取引はできないと思っている人が多いようですが、現在は復活しています。
一時期の大ブームは終わったように感じますが、最近はまた注目されるようになり多少人気が戻っているような気もします。
個人的には、XMの仮想通貨……というか、仮想通貨全体は一時期のようなバブル感はあまりなく、以前のような Buy and Hold で儲かる時代ではないように感じます。
今回はXMでの仮想通貨についてメリット・デメリットを含め、少し厳しめにフェアーに見ていきます。
もくじ
XMでの仮想通貨取引について
トレード可能な仮想通貨は?
- ビットコイン(BTC/USD)
- ビットコインキャッシュ(BCH/USD)
- イーサリアム(ETH/USD)
- ライトコイン(LTC/USD)
- リップル(XRP/USD)
XMで取引可能な仮想通貨は、有名なビットコイン始め上記の5つです。
マイナーな草コインなどは取り扱っていません。
プラットホームはMT5のみ
XMでの仮想通貨は、最新のMT5プラットフォームのみの扱いになります。従来からのMT4では取引できませんのでご注意ください。
そのため、MT4用のカスタムインジケーターや自動売買のEAは利用できません。
XMの仮想通貨はCFD扱い
XMでの仮想通貨は、原油や金、日経225、S&P500などと同様、CFD扱いとなりますので、新たにウォレットなどを作る必要がなく、MT5口座があればすぐに取引できます。
*MT5口座をお持ちでない場合は、簡単に追加口座を作れます。
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XMの仮想通貨の取引条件
スプレッド | 最小ロット | レバレッジ | 買スワップ$/Lot | 売スワップ$/Lot | |
ビットコイン | 60 | 0.01 | 5倍 | -25 | -10 |
ビットコインキャッシュ | 5 | 0.1 | 5倍 | -25 | -10 |
イーサリアム | 3.6 | 0.5 | 5倍 | -25 | -10 |
ライトコイン | 0.6 | 1 | 5倍 | -25 | -10 |
リップル | 0.0038 | 0.3 | 5倍 | -25 | -10 |
MT5に仮想通貨のチャートを表示させる方法
チャートを開く通貨ペアリストの中に、開きたい仮想通貨ペアの項目が無い場合、リストに仮想通貨を加える操作が必要です。
やり方はMT4の操作同様で、まずは「表示」メニューから「銘柄」を選択します。
もしくは、銘柄選択ボタンをクリックしても良いです。
次に、表示されたウインドウの左側で「Cryptocurrencies」を選択すると、右側に取り扱っている仮想通貨のシンボルが表示されます。
チャート表示させる通貨ペア一覧に加えたいものを選択して、ウインドウ下の「銘柄を表示する」をクリックすると選択したペアの左端のアイコンの色が黄色くなります。
この黄色くなっているものが、表示されるペアになります。
ウインドウ下のボタンで銘柄の表示と非表示を設定できますが、選択したペアの部分をダブルクリックでも同様の操作ができます。
ここで「銘柄を表示する」にした通貨ペアは「新規チャート作成」ボタンをクリックするとリストに追加されています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、先ほどの銘柄パネルの下の方で、各通貨ペアごとの売買に関するXMでのスペックが確認できます。
XMの仮想通貨のメリット
FX同様ゼロカットで追証なし
一般的なFXと同様で、万一の暴騰・暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、マイナス分は請求されずに、しばらくすると口座残高はゼロにリセットされます。
国内の取引所などのように追証が発生することはありません。
XMなら少ない金額から始めることができる
仮想通貨の取引条件のところでも書きましたが、ビットコインであれば「0.1ロット」からの取引が可能です。
ビットコイン | ビットコインキャッシュ | イーサリアム | ライトコイン | リップル | |
最小ロット | 0.01 | 0.1 | 0.5 | 1 | 0.3 |
1ビットコインの価格が仮に6,000ドルで、ドル円が110円だとした場合は、1ロットは66万円相当ですが、0.01ロット単位での売買が可能なので、6,600円相当のポジションからの売買が可能です。
さらに、仮想通貨のレバレッジが5倍なので、上記のビットコイン0.01ロットの場合は1,320円の証拠金からビットコインの取引を始めることができ、気軽に試してみることができます。
*その時々でのレートにより金額は変わります。
各種ボーナス・XMポイントを使うことができる
普通のMT5にて提供されているので、XMの優れた特徴である各種ボーナスを使ってトレードすることが可能です。(入金ボーナスやウェルカムボーナスなど)
また、XMP(XMポイント)を使ってトレードすることも可能なので、XMで日常的にトレードしている人は、かなりのXMPが貯まっている事もありますので、現金を1円も使わずにトレードできる場合もあります。
XMの仮想通貨のデメリット
最大レバレッジは5倍
どの仮想通貨もレバレッジは5倍(証拠金額は20%)で、一般的な通貨ペアのような最大1,000倍のハイレバレッジではありません。
一般的な通貨ペアに比べると、ポジションの大きさに対して証拠金の金額が大きいので、資金効率は下がります。
XMの手数料は無料だがスプレッドが大きい
XMでは売買手数料は無料ですが、FX同様にスプレッドがあります。
各種ボーナスによる取引ができたり、ゼロカットなどのサービスを提供するためだと思われますが、ユーロドルやドル円などのハードカレンシーの通貨ペアと比較すると、スプレッドはかなり広いのが現実です。
平穏な日の場合は手抜け(スプレッド分以上の利益)させるのが大変な時もあるようです。
このスプレッドは国内の取引所と比べると桁違いに大きく、仮想通貨においてXMが決定的に劣っている点です。
常にマイナスのスワップポイント
買いの場合で1ロットあたり−25ドル、売りの場合−10ドルのスワップポイントがマイナスになります。
売りポジションの場合は、1ロットあたり−10ドルと、国内取引所よりも少し高い程度ですが、問題は買いポジションの場合です。
1ロットあたり25ドルのマイナススワップです。これは持ち越すと必ず引かれるので、長期保有は厳しいかもしれません。
XMでは土日は取引ができない
一般的な取引所では365日24時間、仮想通貨の取引は可能ですが、XMの場合は、他の通貨やCFD同様に、土日の取引はできません。
まとめ
私自身、ブロックチェーンの技術には将来性を感じますが、正直いうと仮想通貨のファンダメンタルズが理解できず懐疑的に見ている部分もあります。
また、将来的に各中央銀行がデジタル通貨(デジタル円他)を発行した場合は、仮想通貨の価値は根底から揺らぐ可能性もあります。
XMで仮想通貨を取引する場合、少なめのロットで試しにトレードしてみたい人が、ボラティリティーが大きいタイミングで短期の売買をするようであれば、まだアリかな……と思います。
というのも、スプレッドが大きいのである程度以上のボラティリティーが無いと手抜けしにくいことや、長期間ポジションを保有すると、マイナススプレッドの負担が大きくなってくるという理由からです。
また、ユーロドルやドル円、ポンドドルなどハードカレンシーの為替通貨ペアと比較すると、条件的には非常に見劣りするのも事実です。
XMアフィリエイトにおいても、私のパートナーさんの中で、GoldのCFDや日経225をトレードされている方は結構いらっしゃいますが、仮想通貨をトレードされている方はあまり見かけません。
このような事から、本格的に仮想通貨をトレードしようと思うのであれば、XMでの仮想通貨は、あまりお薦めできないように思います。
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