XMアフィリエイトは金融系のアフィリエイトの中でも好条件で稼ぎやすく、すでに大きな報酬を上げている人も多く存在します。
しかし、XMアフィリエイトには稼げるが故の悩ましい問題があります。
それは「税金」に関する問題で、XMアフィリエイトに限った話ではありませんが、とりわけ大きな報酬になりやすいXMパートナーにとって、厳しい超過累進課税(所得税)や住民税は頭の痛い問題です。
そのため、報酬が上がり始めた人にとって節税対策は非常に重要になります。
安易にXMアフィリエイトの大きな収入に喜んでいると、課税される所得税・住民税・事業税などの金額を見て愕然とする場合も少なくありません。
そのような事態を避けるために、今回はXMアフィリエイトなどの海外FXアフィリエイトでの節税対策について深掘りしていきます。
このページを見ている人の中には既にFXトレードをやっている人が多いと思いますので、それらも考慮し、いくつかのパターンに応じての海外FXアフィリエイトにおける節税対策を考えてみます。
この記事を読んでいただけると、XMアフィリエイトでの節税対策の考え方が概ね分かると思います。
もくじ
節税対策でXMアフィリエイトとFXは相性が良い
XMアフィリエイトを雑所得として白色申告する
◯ FXトレードで損失が出ている場合
これは雑所得のメリットの一つの「雑所得内では損益通算できる」というしくみを利用します。
国内FXの場合は課税方法が違いますので利用できませんが、海外FXの場合は雑所得(総合課税)なので、アフィリエイト報酬と通算(相殺)が可能です。
これを利用して、FXトレードで損失が出ている場合はアフィリエイト収入とFX分を通算(相殺)して納税金額を減額もしくはゼロにすることができます。
簡単な例を挙げると、年度で50万円の損失が海外FXであり、XMアフィリエイトの収入が50万円だった場合は、通算すると収入はゼロとなり所得税は発生しません。
もう少し具体的な例を挙げると、あなたが給与所得者(サラリーマン)で、年度で海外FXの損失が50万円あり、XMや他のアフィリエイト収入の合計が80万円あったとします。
そして経費が10万円かかったとします。その結果所得は20万円となり、確定申告する必要はなくなります。(諸説ありますが実質納税しなくてよくなります)
これらのケースは、いずれも海外FXで損失が出ている場合に有効な方法であり、合計の収入額を下げることにより節税効果が見込めます。
ただし、海外FXで利益が出ている場合は節税効果はありません。
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XMアフィリエイトを事業所得として青色申告する
◯ XMでのアフィリエイト報酬が、ある程度以上の金額になる可能性がある場合。
今現在、個人事業主として白色申告をされている方、もしくはする予定の方の場合、今年度はできませんが、手続きを行えば来年度からはできる可能性があります。
そのためには、まず税務署に「開業届」と「青色申告承認申請書」を期限(次回確定申告時)までに提出しておく必要があります。ただし、必要書類を提出すれば必ずできるというものでもありません。
詳しくはXMアフィリエイトの税金と確定申告をご確認ください。
*クラウド会計ソフトを使った青色申告の仕訳方法もご参考までに。
この場合のメリットは何と言っても、65万円の所得控除が受けられることにあります。
また、専従者控除といって家族への給料を100%経費として計上できます。
さらには30万円未満の償却資産を1回で経費として計上できたり(少額減価償却資産の特例)、余り関係ないかもしれませんが赤字を3年間繰り越すことなどができます。
一般的に、アフィリエイトを続けていく上での正攻法はこれではないでしょうか。
デメリットとして、会計方式を複式簿記にしなくてはならないことがあり、クラウド会計ソフトは必須で、税理士さんにお願いする場合は多少費用がかかります。
なので、年間収入が最低でも300万円以上ないとメリットがないかもしれません。
XMアフィリエイトを続けていく上で、いずれは事業所得として青色申告をすることを視野に入れて活動していきましょう。ちなみにその次は法人化か海外移住などになってきます。
他のアフィリエイトと収支を合算して節税する
他のアフィリエイトに使った経費も合算する
◯ グーグルアドセンスや他のASP(A8など)のアフィリエイトプログラム。
XMアフィリエイトに比べると、グーグルアドセンスや他の物販系のアフィリエイトは収益化のハードルが高く、一見メリットが少ないと感じる方も多いかもしれません。
確かにそうかもしれませんが、実は収益以外の面で巨大なメリットが存在しますので、これを利用しないのは非常に勿体無いことになります。
その理由は、使える経費の範囲を飛躍的に広げることができるからです。
例えば、あるカー用品を買って、その商品のレビューをブログに書いてその商品へのアフィリエイトリンクを貼ったり、グーグルアドセンス の広告をつけておいた場合は、立派なアフィリエイト活動なので、購入したカー用品代金の一部または全部を経費計上できるということです。
グーグルアドセンスやASPからの報酬の支払いが1度でもあれば、さらに主張を裏付けることとなり自信を持って経費計上できます。
グーグルアドセンス については有名すぎるので、あえて説明はしませんが、無料ブログでの申請はできなくなったようなので、XMアフィリエイトを無料ブログなどでやっている人の場合は少し抵抗があるかもしれませんが、もしレンタルサーバーを借りてワードプレスに乗り換える機会があれば申請しておいて損は無いです。
関連記事:ブログで始めるXMアフィリエイトのやり方
より多くのアフィリエイトを合算する(経費も合算)
いろんなジャンルのブログを書けば書くほど経費の範囲を広げられる可能性が出てきます。
また、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)についても多数ありますが、まず始めにやるのであれば、国内最大手の「A8.net」がおすすめです。
「A8.net」の場合、案件の数が非常に多く「Amazon」や「楽天」などのアフィリエイトも一括で扱っているほか、アフィリエイト広告のジャンルや種類も多くやりやすいのではないでしょうか。
多少でも実績が上がるようであれば、他のASPも加えても良いでしょう。
赤字の事業(アフィリエイト)を合算する
加えるアフィリエイトは赤字であっても問題ありません。(赤字の方が節税効果が高い。)
XMやFXだけでなく、いろんなビジネスを加えて収益が大きくなれば、車も経費で落とせる(車を事業に使用している場合)ようになるなど、さらに節税効果を上げられるので、少しずつでも取り組んでいく価値はあります。
私が以前ある人に言われたことですが、ザックリまとめるとアドセンスやA8.netなども積極的に利用して…
「節税したけりゃ記事を書け!」
というのも、まんざら違ってはいないようです。
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